おだいじさまの夏祭り

続編：アナザーエンドを期待します ※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。ギャラリークラフトさんの作品は、「ひみつのお風呂屋さん」を前に買ったのですが素朴な画風はよく似ています。隔絶された村に伝わる、古い、怪しい伝承。というのは、よくあるテーマだと思います。シチュエーションは「ひみつのお風呂屋さん」と全く違いますが、「日常の中にふと割り込んできた非日常」という点は、共通するのではないでしょうか。zow_zitさんのレビューの通り、いろいろ想像力が働く作品であり、甘い話好きさんのレビューの通り、グッドエンドでもバッドエンドでもないノーマルエンド、日常エンドになる作品です。読後の余韻は、日常エンドの作品によくあるものですが、もし主人公が村に残っていたら、この後、どのような物語が描かれるでしょうか、「続編：アナザーエンド」を期待したくなる作品です。

いろいろ想像力が働く作品 ※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。淫習村もの。その正体はよそ者を村に根付かせるためのハニートラップみたいなものらしい。言動からすると、直接は描かれないものの、次々と抱かれてる感じなのかな。いろいろ想像力が働く作品だと思います。陰影でセックスの描写も凝っていますね。

たしかに、バッドエンドでは、ない が、グッドエンドでもない。いうなら、ノーマルエンドというか、日常エンド……かな。巫女さんの世話になったという雑談でヒロインは今後……って感じて、イチャイチャ系を期待して読むと外れた感がある。非日常的な不思議な性体験もの、かな。