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バイク事故で利き腕を骨折し、入院を余儀なくされた息子。彼を最も苦しめたのは、怪我の痛みではなく、自慰すらできない性的な欲求不満だった。見舞いに来た母・美帆は、息子の苦しみを見かねて「手伝ってあげる」と禁断の提案をする。それは、母親による、息子のための優しくも過激な「性治療」の始まりだった。カーテンで仕切られた病室で、母の奉仕は次第にエスカレートしていき……。 総字数 約4000字 ――― (試し読み1) 「利き手が使えないからさ……たまってしょうがないよ」 普段の息子からはおよそ聞くことのない、あまりに率直な不満の言葉だった。美帆は一瞬、言葉に詰まる。しかし、息子の顔に浮かぶ、切実な苦痛の色を見て、母親としての同情が、気まずさや羞恥心を上回った。怪我の痛みだけでなく、こんな形でも、この子は苦しんでいるのだ。 その思いが、ごく自然に、美帆の口からとんでもない提案を滑り出させた。 「お母さんで良ければ、手伝ってあげようか?」 (試し読み2) 「息子の初めてのフェラをさせてもらえるなんてね」 それは、半分は本当のときめきで、もう半分は、自らに課した重大な使命に対する、武者震いのようなものだった。 美帆は、邪魔になる髪を丁寧に耳にかけると、決意を固めて、その熱を唇で迎え入れた。息子の体が、驚きと快感に震えるのがわかる。その反応を確かめながら、美帆は、母親として、そして初めての女として、丁寧に、優しく奉仕を続けた。やがて、息子の呼吸が荒くなり、終わりが近いことを告げる。 (試し読み3) 「母さんの中、気持ち良すぎて、そんなに我慢できないよ……」 「じゃあ、いいわよ。出しなさい」 美帆は、教えた通りに限界を伝えようとした息子を褒めるように、ぐっと腰を落とし、一番奥で彼を迎え入れた。その言葉が合図となり、再び熱い奔流が、今度は美帆の子宮の入り口を直接叩いた。 再度の射精。その熱と脈動を、美帆は体の奥深くで確かに感じ取っていた。さっきとは明らかに違う、濃密な気配。息子の表情にも、先ほどとは違う、背徳感に満ちた興奮が浮かんでいる。レッスンは、次の段階に進んだのだ。
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